不妊検査を受けるタイミング

避妊をしないで性生活を行い、2年以上経っても妊娠にいたらない状態を不妊といいます。現在は、晩婚化が進んでいるので不妊治療を受けているご夫婦が増えてきています。

女性は年齢を重ねるとともに妊娠率は下がってきます。女性が30歳未満の場合だと2年くらい待ってもよいのですが、30歳を過ぎる場合だと1年くらいしても妊娠ができなければ、不妊検査を受けることをお勧めします。


不妊検査をスムーズに受けるためには

女性が受ける不妊検査は、初診時に、年齢・結婚年数・過去の病気・月経周期・避妊期間・性生活などの質問をされます。

不妊検査は、月経期・卵胞期・排卵期・黄体期という月経周期に従ってその時期に適した検査が行われるので、全ての検査が終わるまで数ヶ月かかることもあります。

スムーズに不妊検査を受けるには、あらかじめ基礎体温を計り基礎体温表をつけておいて、受診の際に持参するといいと思います。

基礎体温とは

基礎体温とは、最も安静な状態時での体温のことをいいます。

本来は睡眠中がそれにあたりますが、睡眠中は自分で測定が出来ないですから、睡眠時に最も近い状態、すなわち、朝、目が覚めてすぐの身体を動かす前に体温を測定します。

3周期ほど測定を続けると、自分の身体のリズムがわかるようになってきます。

つまり、基礎体温は病院で受ける検査ではなく、毎朝ご自宅で測るものなのです。そして、基礎体温を計り基礎体温表に記入していきます。

受診の際には、この基礎体温表を持参して医師に見てもらいます。この基礎体温表からさまざまなことが分かり、これからの検査や治療の進め方に役立てていくのです。


基礎体温の測り方

基礎体温の変化は、0,3℃〜0,5℃程度の微妙なものです。なので、基礎体温を測定する際は、小数点第2位まで表示される目盛りが細かい婦人体温計を使用して下さい。また、デジタル式の体温計よりも水銀式の方がより正確に測定することができます。

測定する時間は毎日同じ時間である必要はありません。朝、目が覚めたら、そのまま布団の中で体温を計ります。体温計は口の中に入れて舌の下で測定して下さい。舌下での測定が精度がいいからです。

水銀式の体温計の場合は、正確に5分間計るようにして下さい。測定が終わったら基礎体温表に記入します。

基礎体温で分かること

〈排卵日〉
生理が始まった日からだいたい2週間ほど体温の低い日(低温期)が続き、その後2週間ほど体温の高い日(高温期)が続いてまた生理が始まります。その低温期と高温期の間が排卵日と予測できます。低温期と高温期の2層になっている場合も、排卵があると予測できます。

〈妊娠〉
高温期が3週間以上続いたら妊娠の可能性があります。その時は、医師に診てもらいましょう。

〈その他〉
高温期の日にちが短かったたり、高温期と低温期の体温差が少ないなどホルモンバランスの異常や不正出血の原因が推測できたりします。

月経期に受ける不妊検査

▽LH−RH・TRH検査▽
月経後2〜5日くらいの間に行う検査で、LH−RH・TRHという2種類のホルモンを投与して血液中のホルモン反応を調べます。排卵障害などの異常を見つけることができます。

▽月経培養検査▽
不妊症の原因となる結核菌が存在するかどうかを検査します。月経中に月経血を採取して、結核菌が繁殖しやすい状態で2ヶ月程度おいて繁殖状態を調べます。

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